カル子のスパイスカレー手帖

初心者がスパイスからカレー作るブログ。ネットのレシピに挑戦し、写真多めで解説します。食べ歩きは東京・神奈川中心。

普通の20代OLがカレーにハマった理由(前半)

こんにちは、カル子です。
カレーにハマって(1)外食したり、(2)カレーリーフ育てたり、(3)カレー自作するためにスパイスを20種以上自宅に常備したりしているアラサーOLです。



最近「なんでカレーそんな好きなの?」っていろんな人に聞かれるから答えます。

ひとことで言うと
ストレスで失った食欲と自尊心をギリギリで支えてくれたのが、たまたまカレーだったから
です。

以下、3000字超えの誰得記事なので
ヒマをもてあましている人・興味ある人はどうぞ。



痩せてしまったのに気付くまで:2016年9月

2016年4月に入社して4ヶ月、私はストレスから痩せました。

もとは55kg(BMI20.2)
身長165cmの適正体重は59.9kg(BMI22)
つまり元々「痩せ気味」寄りの「普通体重」でした。

それが配属から3ヶ月経たないうちに、
友人や会社の同期から「痩せた!?食べた方がいいよ!」と声を掛けられるようになりました。

そうかなぁと思いながら入浴中にふと鏡を見てみると、さりげない存在感だった胸がすっかりなくなっているではありませんか!
デコルテにうっすら肋骨まで浮いている。

これはヤバイ。


彼氏は「ガリガリよりはぽっちゃりが好き」を公言していたので、死活問題です。

初めての血便と内視鏡検査を経験した浪人生時代も、そこまで体重は減らなかったはず。
(突然汚くてごめんなさい)

痩せた原因

周りから心配されるほど痩せた原因は、会社でのストレスでした。

毎朝満員の通勤電車に詰め込まれ、必死で仕事を覚え、サービス残業をしてまた満員電車で帰る日々。
たくさんあった趣味をやる時間もなく、友達と会う時間も減ってしまった。

失敗しても「集中力が足りない」の精神論、意味のわからない暗黙のルールには従うしかなく、教育係の先輩は質問するとキレる女性でした。
この先輩が相性最悪だったようです。
先輩は仕事が早くていつも忙しそうで「話しかけないで」オーラが常に出てる。
意を決して質問すると「前教えたでしょ!?どうして覚えてないの!」と怒られる。
教えてもらってないのに…

埒があかないので先輩の顔を立て、
「忘れてしまったので申し訳ありません、もう一度教えて下さい」
と請うと、手順を一から十まで一気にマシンガントーク。
やることの意味とか背景とか説明は一切なし。

メモは間に合わないし用語は聞き取れないし、どう言う意味でそうしなくちゃいけないのかはもちろん分からないし…

恐怖でした。


この流れが嫌だったので、教わったことを応用して初めてのことに挑戦してみたら、なにか間違えてしまったようです。
別の部署のおばさまから怒りの内線が入りました。
私が勝手に間違えたんですごめんなさいと謝っても「誰に教わってるの!?言いなさい!」と譲らない。
根負けして教育係の先輩の名を告げると、電話が終わった瞬間に今度は先輩から「なんで私の名前を言うの!あなたが間違えたんでしょ!」と怒鳴られる。
余計当たりがキツくなる…という感じでした。

社内で助けてくれる人もなく、ひたすら耐える日々。



辞めたいなんてしょっちゅう思ってました。
生きる意味ってなんだろうって虚無感は常につきまとい、もはや背後霊と呼べるほどでした。

いつもの帰り道、とくに大きな失敗をした訳ではないけれど、駅の改札を出た瞬間に涙があふれてきてそのまま泣きながら夜道を帰ることもありました。

末期になると「いっそ死んだ方が楽なんじゃ…」って
電車に飛び込んじゃうってどこかで読んだので、魔が差さないようにホームでは足を踏ん張っていました。


ただでさえ教育係の先輩に嫌われてるのにお局様まで敵に回したくないから、服は地味目の上下ユニクロ。
頭髪も就活で黒染めしたまま。
化粧はアイブロウにビューラーだけ。
とにかく目立たないように、怒られないように、存在感を消そうって思ってました。


朝はギリギリまで寝ていたくって朝食は抜き、ランチタイムはお世辞にもおいしいとはいえない社食。
(社食については別記事立てます。書きたいこといろいろあるので。)

起床時間も服装もランチも自由じゃない。
趣味に割く体力も精神力も時間もお金もない。

私にただひとつ許された自由は晩ごはんでした。


自尊心をつなぎとめてくれた「自炊」

もとは東京で始めた一人暮らしの、節約のために始めた自炊だったけど、予算内なら何を食べてもいい自由。
もともと図工・家庭科・技術とか好きな人間なので、材料を組み合わせてものを作るのは性に合っていました。


次第におもしろくなって、学生時代通っていた料理教室のおさらいがてら、ミートソースをトマト缶と挽肉から作ったり、シチューをルーを使わずに作ったりしてみました。

そのシチューが始まりだったのかもしれません。



今日は絶対にシチューを作ろう!って決めていたからか、
ある日、部の先輩(教育係ではない)から誘ってもらった飲み会をすっかり忘れてうっかり帰宅してしまったんです。
「いつ来るの?」って先輩から電話をもらったとき、私は狭いキッチンのひとくちコンロで、バターと小麦粉を炒めていました。
(シチューのルーの代わりになります)。

しかも私、そこで慌てて会社の近くの居酒屋に向かえばいいのに、
「もうシチュー作り始めちゃったんで」
って飲み会ドタキャンしたんですよ。
ヤバイ新入社員ですよね。どういう理由!?いま考えると我ながらウケる。


でも不思議なことに、当時私は申し訳ないとはあまり思いませんでした。
普段なら、相手の気持ちを推し測り過ぎてしまってうまく主張できないことなんてよくあるのに。

たぶんそれだけ、自分の食べたいものを自分で作るという楽しみが、当時の私にとってとてつもなく重要だったんだと思います。

(先輩にはいまでも申し訳ないと思ってます…)

そんなこんなで、
「シチューを市販のルーなしで作ったら、次はカレーだ!」
と思うのはいたって自然な流れでした。


はじめて作る「ルーを使わないカレー」:2016年?月

はじめはカレー粉を使ったレシピだったと思います。
たぶんこれ。

簡単☆チキンカレー(中毒性あり) by スガシカコ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが317万品


確か、彼氏と一緒に休日の晩ごはんに一緒に作ったんだと思います。

ルーを使ったお母さんのカレーとも、ナンと一緒に食べるカレーとも違う、
私のまったく知らないカレーがそこにはありました。


味もおいしかったように記憶しています。

失せがちな食欲を呼び起こしてくれるスパイスの香りもよかった。

だって当時は「食べなきゃ太れない」って思いながらも一人前を完食するのがつらかったから。
無理にのどに流し込まずに、いつの間にか皿が空いているのに驚きました。



すっかり記事が長くなってしまいました。
続きはまた今度にします。


ここまで読んでくださってありがとうございます!
あなた、もの好きですね(笑)

後半に続くのでよかったらぜひ~



んじゃまた( ˆoˆ )/